【数IA】『二次方程式の解の位置』

こんにちは!ニジマスです。

 

今回のテーマである

二次方程式の解の位置

は当時の私にとって

求め方が問題によって違う

ためわからない問題

でした。

 

当時の私のように

二次方程式の解の位置の決め方がわからん!

という人へ向けて

今回の記事を書いていきたいと思います!

 

まず

二次方程式の解の位置を求める問題には

どんなものがあるでしょうか?

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(引用:黄色チャート数I+A practice95)

のような問題があります。

これらを迷わず解けるようになるために

まずは合い言葉

ふ ・ で ・ じく

を覚えましょう。

ふでじくとは

f(x)・ D ・ 軸

のことで、

それぞれ

区間の端点における関数f(x)の値の符号

判別式Dの符号

じく

軸の位置

この3つ組み合わせで解答をします。

では

どのように組み合わせればよいのでしょうか。

例えば

⑴の問題

「1より大きい2つの異なる解を

 もつためのaの値の範囲」

の場合

ふでじくの条件は

f(1)>0

D>0

軸の位置>1

3つ必要です。

グラフにすると以下のようなイメージになります。

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f(1)>0

1より大きい解を2つもつための

条件に必要になってきます。

D>0

そもそもの2つの異なる解をもつために

必要な条件になります。

軸>0

解が1より大きいものか小さいもの

をもつのかを調べる条件になります。

 

といったように条件には

それぞれ必要な理由があります。

そうすると

⑵の問題は⑴のの条件が

変わってくることになりますね。

⑵は自分でやってみましょう

 

次に⑶の

「1より大きい解と1より小さい解とを

 もつためのaの値の範囲」

の場合

ふでじくの条件は

 f(1)<0

だけです。

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 実は

1より大きい解と1より小さい解をもつ

というのは 

f(1)<0の条件

さえ満たしてしまえば必ず成りたちます

 

つまり○より大きい解と小さい解をもつ

といわれたら一番簡単に解答できます

 

ここまでで

あとは

平方完成・判別式・代入を行い、

共通範囲をだすことで

答えを出すことができます

これらは自力でやってみましょう。

 

答えは以下のようになります。

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以上説明をした

「ふでじく」

を攻略することができると

2次方程式の解の位置は怖くありません。

 

ここで紹介しきれなかった

問題もありますので、

他の問題パターンでも

ふでじくの練習をしてみましょう。

 

忘れる前にやりましょう!

 

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以上ニジマスでした~