【数ⅠA】『データの分析|変数変換』

こんにちは!ニジマスです。

 

今回の記事は

データの分析の特に

変数変換

について紹介していきたいと思います。

近年のセンター・共通テストとして

データの分析は変量の変換を用いて

共分散や相関係数を求めさせる問題

が出題されることも多くなってきました。

したがって

変数変換の公式を覚えることは必須です

しっかり確認して、暗記しておきましょう!

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さて、

さんざん「変数変換」という言葉を使いましたが、

「変数変換」とは一体なんのことなの?

「変数変換」の公式って何?

というのを紹介していきたいと思います!

 

~変数変換とは~

データの分析において、

ある一般のデータをxとしたときに

新たな変数としてu=ax+bを定める。

そのときの平均・分散・標準偏差

どのように変換されるか

というものです。

xに限らず、

さらにデータyがあった場合も同様に

v=cy+dのような新たな変量を定めて

そのときの共分散・相関係数

どうのように変換できるか

を考えます。

 

次に変数変換を

実際に数式を使って見て見ましょう。

 

~変数変換の公式化~

下は変数変換の一般化を表にしたものです。

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変数をそれぞれ

u=ax+b、v=cy+d として

x、y、u、vについてそれぞれの

平均・分散・標準偏差

xy、u vについての

共分散・相関係数

が表にまとまっています。

 

ここで覚えることは

表中で赤字になっている

分散

傾き(a、c)の2乗倍になる

標準偏差

(a、c)の絶対値倍になる

共分散

お互いの傾き(a、c)をかけた倍数

相関係数

(ac>0のとき)変わらない

(ac<0のとき)-1倍になる

です。

ここからわかるように

新しい変量を追加しても

関係してくるのは

もとのデータ(x、y)に

かけられている値(a・c)だけ

であることです。

 

変数の変換は一見複雑ですが

自分で証明をすることもできます

 

今回の記事では証明を省きますが、

インターネットで

データの分析 変数変換

と検索することで、

簡単に証明を見つけることができます。

 

単なる公式暗記では腑に落ちない人は

是非公式の証明もやってみましょう!

 

ちなみにデータの分析・変数変換系の問題が

2017年のセンター試験本試験

で出題されていますので、

1度必ず解いてみましょう!

 

 

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以上ニジマスでした~